こんな症状は要注意!agaの原因と対策法をご紹介!

AGAを引き起こす原因と特徴を知ろう!

みなさんも一度はAGA(男性型脱毛症)という名称を聞いたことがあるかと思います。
AGAとは「androgenetic alopecia」の略で成人男性に多くみられる薄毛の症状のことをいいます。
AGAの特徴は、抜け毛・薄毛がゆっくりと確実に進行していくことです。
30代から50代の中年男性に多くみられる薄毛の症状ですが、さいきんでは思春期以降のまだまだ若い男性でもAGAの症状があらわれるケースが増えてきているといわれています。
進行のパターンにはいくつかタイプがあり、頭頂部周辺から進行していく人や額の生え際から脱毛が始まる人、または頭頂部と額の生え際の両方から薄毛が進行していく人もなかにはいます。
一般的にはAGAにを引き起こす原因は遺伝や男性ホルモンの影響だと考えられてきました。
しかし最近の研究の結果AGAを引き起こす原因物質が特定されて、AGAの症状の改善に有効な薬も開発されています。
そこでこの記事では、AGAを引き起こす原因や有効な対策方法について紹介していきます。
自己流の間違ったヘアケアや髪の毛の健康によくない生活習慣をおこなっていてはAGAの症状を改善することはできません!みなさん是非AGAについての正しい知識を身につけて薄毛の改善を目指しましょう。
それでは早速AGAを引き起こす原因にはどのようなものがあるのか紹介していきますね。

 

 

AGAの原因物質DHT(ジヒドロテストステロン)とは何か?

それではここからは、AGAを引き起こす原因について解説していきます。
まずは最近の研究で解明されたAGAを引き起こす原因となる物質ジヒドロテストステロンについてです。
まず私たちの身体は、テストステロンと呼ばれる男性ホルモン1種を分泌しています。
このテストステロンは男性ホルモンの1種ですが、女性にも少量ではありますが分泌されるもので人間なら誰しも持っているホルモンです。
テストステロンの主な働きは、筋肉増大、体毛増加、闘争本能促進といったもので心身の男性的な要素に作用します。
そしてこのテストステロンに5αリダクターゼという酵素が結び付くことによって生成される物質がAGAの原因となるジヒドロテストステロンなのです。
もともとは体毛を増加する働きを持っていたテストステロンは、ジヒドロテストロンへと変化することで毛髪に対して悪影響を及ぼす物質となります。
具体的には髪の毛の元となる毛母細胞(もうぼさいぼう)にジヒドロテストステロンが入り込むと男性ホルモンの受容体と結合してしまいます。
その結果、毛母細胞の細胞分裂が阻害されて髪の毛の成長サイクルを乱し薄毛を進行させてしまうのです。
以上のことからAGAの症状の改善には、テストステロンがジヒドロテストステロンへと変化することを防ぐことが大変重要となってくるのです。

 

AGAも遺伝が関係するって本当?

一般的に薄毛は遺伝による影響が大きいと考えられています。
祖父や父が薄毛の人は、ご自身も薄毛になるのではと心配されていることでしょう。
それではAGAも遺伝による影響を受けるのでしょうか?結論から言いますと答えはYESです。
実は先ほど説明したホルモンの1種であるテストステロンの量には、それほど個人差はないといわれています。
しかしテストステロンをジヒドロテストステロンへと変化させてしまう原因となる5αリダクターゼという酵素の分泌量や活性の高さには個人によって大きく異なるのです。
そしてこの5αリダクターゼの活性が高い遺伝子は、優性遺伝によって親から子へと引き継がれます。
つまり父、母どちらかが5αリダクターゼの活性が高い遺伝子を持っていると、その子供も活性の高い5αリダクターゼを持つ体質となるのです。
当然5αリダクターゼの分泌量が高く働きの活発な人ほど、AGAの原因となるジヒドトテストステロンを大量に生み出してしまうので薄毛になりやすいといえるのです。
これが薄毛が遺伝すると言われる理由です。

 

ストレスや生活習慣によってもAGAが起こる?

それではストレスや生活習慣はAGAとどのように関わってくるのかについて説明します。
まずAGAは遺伝的要因によって引き起こされることはこれまでに説明したとおりです。
ストレス自体が直接AGAを引き起こす原因とはなりませんが、慢性的なストレスやよくない生活習慣はAGAの進行を加速させる原因となることは間違いありません。
なぜストレスがAGAの進行を加速させるかというと、私たちの身体は過度なストレスを感じると全身の血流が悪くなってしまうためです。
髪の毛の栄養は血液によって運ばれるので、血流が悪くなると頭皮まで十分な血液が運ばれなくなってしまい結果として抜け毛や薄毛につながってしまうのですね。
それ以外にもストレスは自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こす原因となるので注意が必要です。
ストレスを感じない生活を送ることは難しいことでありますが、ストレスを上手に解消する方法を自分なりに見つけることが大切ですよ。
たばこや過度なアルコールの摂取、お肉を食べ過ぎることによる過剰な動物性たんぱく質の摂取、不規則な生活による睡眠不足などの好ましくない生活習慣も頭皮の環境を悪化させAGAの症状を加速させる原因となるので注意が必要です。
ストレスを溜めることなく、規則正しい生活と健康的で偏りのない食事バランスを心がけることがAGAの症状を加速させないためにも重要です。

 

 

agaの症状を進行させる行動とは?

普段私たちが良かれと思っていることであっても実はAGAの症状を進行させてしまう原因となっていたりすることがあります。
また、普段デスクワークなどで目を酷使する人やシャワーを浴びるだけお風呂を済ませてしまっている人も要注意ですよ。
それではAGAの症状を進行させてしまうかもしれない意外な盲点について、それぞれ理由を紹介していきますね。

 

・間違ったヘアケアはAGAを進行させる
抜け毛や薄毛を改善しようとして普段いろいろと取り組んでいる人もおられることでしょう。
しかし間違ったヘアケアはかえってAGAの症状を進行させてしまいますよ。
間違ったヘアケアの代表例としては以下のようなものがあります。

 

1、頭皮を清潔にしようと1日に何度も洗髪をおこなう。
また強すぎる洗浄力を持つシャンプーを使用する。

 

洗髪は1日1回丁寧におこなえば十分です。
洗いすぎや洗浄力の強すぎるシャンプーは、頭皮から本来必要な油分まで奪ってしまうので、かえって頭皮の環境を悪化させてしまいます。

 

2、ドライヤーのしすぎ。

 

洗髪後に頭皮が濡れたままの状態はたしかに頭皮環境にとってはよくありませんが、ドライヤーのやり方には注意が必要です。
強すぎる熱は髪の毛を痛め、頭皮のバリアを破壊してしまいます。

 

3、強すぎるマッサージ
頭皮の血流を改善するのに有効な頭皮マッサージですが、強すぎる力でおこなうのは頭皮を傷付けてしまう恐れがあるので逆効果となります。
頭皮をマッサージする時は優しくおこなうようにしましょう。

 

4、肌に合わないシャンプー・育毛剤の使用。

 

いくら育毛や発毛に効果的があるとされる成分を配合した商品であっても、自分の肌質にあわないものを使用し続けることは、かぶれや炎症を引き起こす原因となるのでよくありません。

 

以上が間違ったヘアケアの代表例です。
心当たりのある方は気をつけてくださいね。

 

・目の疲れには要注意!
普段パソコンに向かうお仕事を長時間されている人や細かい作業で目を酷使している人も要注意ですよ。
普段目を酷使すると肩や首筋に疲れを感じることが多いと思います。
これは目を長時間使用することで、私たちの身体に血行不良が起こってしまっていることが原因です。
血行不良が起こると頭皮まで十分な量の血流がいきわたらずAGAの症状を進行させる原因となってしまいます。
また、眼球の疲労が回復される段階ではビタミンB群やシステインという栄養素が大量に消費されます。
じつはこのシステインは髪の毛を構成する主成分となるケラチンを作りだす働きがあります。
ビタミンBも髪の毛が成長するためには欠かすことのできない栄養素です。
このように眼球疲労を回復するときに消費される栄養素と髪の毛が作られるときに必要な栄養素が同じ物質であるために、普段目を酷使する人ほど髪の毛の成長に必要な栄養素が不足しがちになりAGAの症状が進行しやすくなってしまうのです。

 

・湯船に浸からないと抜け毛が増える?
1人暮らしの人の中には、ガス代や水道代金の節約のために普段はシャワーだけで済ましているという人も多いのではないでしょうか?実はそのようなシャワー派の人もAGAの進行を加速させてしまっているかもしれませんよ。
なぜシャワーだけだとAGAを進行させてしまうことにつながるのかといいますと、まずシャワーを浴びるだけでは全身の血流を活性化させることが出来ないからです。
血流が悪くなると抜け毛・薄毛につながってしまうことはこれまでも説明してきたとおりです。
お風呂にゆったりと浸かることで全身の血流をよくする効果が期待できるので、普段シャワーだけで済ませてしまっている人はせっかくのチャンスを逃してしまってることになるのです。
また湯船にしっかりと浸かると、皮膚の温度が上昇して全身の毛穴が開きます。
頭皮の毛穴が開くと抜け毛や薄毛の原因となるつまった皮脂や汚れが身体の外に排出されます。
しかしシャワーを浴びるだけでは全身の毛穴を開かせることはできません。
当然頭皮の毛穴につまった皮脂や汚れが体外に排出されるということもないので、髪の毛が成長する環境としては好ましくありません。
以上のような理由からAGAを進行させないためにも毎日しっかりと湯船に浸かることが大切なのですね。

 

 

agaになってしまったら治療が必要!

AGAによる脱毛症状は進行性のため一度発症すると自然に治癒することは期待できません。
そのためAGAによる脱毛症状はほうっておけば悪化していく一方です。
また、ジヒドロテストステロン(DHT)の影響によりダメージを受けた毛包細胞の数には限りがあります。
ヘアサイクルが乱れることで短期間に何度も髪の毛を生み出した毛包細胞は、その分早めに寿命を迎えてしまい新たな髪の毛を生み出す力を失います。
そのためAGAの治療は、毛包細胞の数や生命力が残っているうちに開始することがとても重要となります。
少しでもAGAの症状が疑われるようでしたら、なるべく早く医師に相談してすぐにAGA治療を開始することが治療の効果を高めるためにも大切ですよ。

 

 

AGAの治療に有効な対策方法は?

それではAGAが発症してしまった場合の有効な対策方法について説明します。

 

・AGA対策その1
AGAによる脱毛の症状が疑われるようでしたら、何といってもまずは専門医療機関で医師の診察を受けてAGAの治療をおこないましょう。
診察の結果AGAだということが判明すれば、AGAの症状の改善に有効な薬(プロペシアやフィナステイリド錠)を医師による適切な判断のもとに処方してもらえます。
その他にも専門の医療機関ならば最新の技術を使った効果的な発毛治療も受けられますよ。
また薄毛の症状にはAGA以外にも皮脂の過剰分泌による脂漏性脱毛症、内分泌疾患による脱毛症、頭皮の乾燥によるひこう性脱毛症などがあります。
専門の医療機関であれば、あなたの薄毛の症状や生活習慣に合わせた総合的な治療を受けることが可能です。

 

・AGA対策その2
AGAに限らず薄毛対策法としては、頭皮環境を整えるために「食事」「睡眠」「運動」を意識した規則正しい生活を送ることが大切です。
まず食事は身体づくりの基本です。
男性の中にはお肉が好きな人が多いですが、お肉に食べ過ぎには要注意ですよ。
動物性たんぱく質の過剰摂取は皮脂の過剰分泌を促して頭皮の環境を悪化させてしまう原因となります。
なるべくバランスのよい食事を心がけましょう。
髪の毛の成長に特に良い栄養素は「亜鉛」「ビタミンB群」「タンパク質」です。
これらの栄養素を含む食材を積極的に摂取するようにしてください。
睡眠不足もAGAの症状を進行させてしまう原因となるので注意が必要です。
なるべく決まった時間に良質な睡眠を取ることを心がけましょう。
夜10時から深夜2時は、髪の毛がもっとも成長する時間帯だといわれています。
なるべくこの時間に良質な睡眠をとることがAGA対策としては有効ですよ。
また血行促進、ストレス軽減の為にも日常生活のなかに上手に運動を取り入れるようにしましょう。

 

・AGA対策その3
AGA対策としては育毛剤を使用することも有効な方法です。
しかし育毛剤ならばなんでもよいのかというとそうでもありません。
市販されている多くの育毛剤は、頭皮の環境を整え、血行を促進する成分や髪の毛の成長によいとされる栄養素を配合しています。
しかしAGA対策として育毛剤を選ぶときにはその中でも、AGAの原因となる物質5αリアクターゼ酵素の働きを抑える成分を配合した商品を選ぶようにしましょう。
ビワ葉エキス、チョウジエキス、ヒオウギ抽出液、オウゴンエキスといった植物由来の天然成分に5αリアクターゼ酵素の働きを抑える効果がわかっています。
AGA対策として育毛剤を選ぶときには、以上のような成分を配合した育毛剤を選択するようにしてください。
また育毛剤は他の治療法と比較すると費用面でも安く、お手軽に開始できるAGA対策です。
抜け毛・薄毛の予防法としても有効なので将来の薄毛予防という意味でもおすすめですよ。

 

 

agaかどうか自分でチェックしてみよう

それではここで自分でAGAかどうか簡単にチェックできるポイントをいくつか紹介します。
該当する部分が多いほどAGAの疑いがありますよ。

 

・AGAセルフチェック
1、父親がハゲている。
もしくは父方の祖父母にハゲの人がいる。

 

2、母が薄毛だ。
   もしくは母方の祖父母にハゲの人がいる。

 

3、朝起きたときに枕もとに抜け毛が目立つ。

 

4、産毛のような細い髪の毛が増えた。

 

5、髪の毛が薄くなり始めたのは思春期以降だ。

 

6、薄毛の範囲は徐々に広がっている。

 

7、髪の毛がセットしづらくなった。

 

8、額の生え際から薄毛が進行している。

 

9、頭頂部周辺から薄毛が進行している。

 

10、額の生え際、頭頂部周辺の両方から同時に薄毛が進行している。

 

いかがでしたでしょうか?まったく該当する項目がないのであればAGAの疑いはありませんが、半分以上あてはまってしまっているような人はAGAの疑いがかなりありますよ。
そのような人は、専門の医療機関で医師による診察を受けることをおすすめします。
AGA対策になんといっても早めの治療が1番ですからね!

 

 

aga原因を知って早めの治療を心がけましょう!

AGAを引き起こす原因についての詳しい説明や効果的な対策法について紹介してきました。
AGAについてよくおわかりいただけたでしょうか?自分の薄毛は遺伝だからといって治療を諦めてしまうのでなく、早めの治療を心がけることでAGAによる脱毛症状は十分に改善が見込めますよ!今回紹介した対策法はAGAに限らず薄毛の症状には有効な方法です。
みなさんもぜひ実践して健康で丈夫な髪の毛を維持していってくださいね。

 

 

agaと円形脱毛症って何が違うの?それぞれの症状や原因とは

薄毛の症状のなかには円形脱毛症と呼ばれるものもあります。
この円形脱毛症はAGAと何が違うのでしょうか?また、その原因はついて簡単に説明します。
まずAGAによる脱毛症状は、額の生え際や頭頂部から徐々に進行していくことはこれまでに説明してきたとおりです。
それに対して円形脱毛症の場合は、ある日突然10円玉ほど(大きさはそれぞれ)の大きさで境目がくっきりとした薄毛部分が出来てしまいます。
また円形脱毛症の場合、同時に2か所以上の薄毛部分が発生する多発型や側頭部から後頭部にかけて脱毛が広がって行く蛇行型などの種類があります。
いずれにしても本人にしてみれば、気づいた時にはごっそりと一部分だけまったく髪の毛がなくなってしまっているのでショックが大きいのが円形脱毛症の特徴です。
近年では円形脱毛症の原因は、「自己免疫疾患」だといわれています。
「自己免疫疾患」とは、普段私たちの身体を外部の物質から守っている免疫系が正常な細胞や組織にまで攻撃を加えてしまう症状のことです。
円形脱毛症の場合は、Tリンパ球と呼ばれる組織が毛根を間違って異物として攻撃することで健康な髪の毛がごっそりと抜け落ちてしまうのです。
現在でもなぜTリンパ球が毛根を突然攻撃しまうのかについては判明していません。
また、円形脱毛症を引き起こすその他の原因としては、ストレス、産後のホルモンバランスの変化、遺伝(身近な親族に円形脱毛症の症状の人がいる場合ほど発症率が上がる)、アトピー素因を持っている場合などがあるようです。
円形脱毛症に推奨される治療法としては、ステロイド局所注射や人工的にかぶれをおこして発毛を促す局所免疫療法、誤作動した免疫細胞の働きを抑制する冷却治療などがあります。
しかし、円形脱毛症の場合はAGAと違い進行性ではないために、放っておいても半年から1年くらいで自然に治癒してしまうケースも珍しくありません。
この点が必ず治療が必要なAGAによる脱毛症状との大きな違いですね。

 

 

女性にもAGAになるって本当?

AGAは男性型脱毛症と呼ばれる薄毛の症状です。
実はこのAGAによる脱毛症状は女性にもおこりうるのです。
女性の場合のAGA症状の場合には男性型と区別するためにFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれています。
AGAは男性ホルモンの1種であるテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合することで、ジヒドロテストステロンという物質に変化することによって引き起こされるのが原因です。
そしてテストステロンは量は少ない(男性の20分の1程度)ですが女性の身体にも存在するホルモンなのです。
健康な若い女性の場合はテストステロンの量も少なく、髪の毛をつくる女性ホルモンであるエストロゲンの働きも活発な為に薄毛になる人はあまりいません。
しかし、加齢やホルモンバランスの乱れ、ストレス、過度なダイエットなどが原因となり男性ホルモンのテストステロンの影響が大きくなることでFAGA(女性男性型脱毛症)を発症してしまうのです。
女性のFAGA(女性男性型脱毛症)場合は男性と違い、髪の毛1本1本が細く弱々しくなることで全体的に髪の毛のボリュームがなくなってしまうのが特徴です。

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