AGAの治療は何科でできる？抑えておきたい病院選びの基礎知識
aga・薄毛を治したい！何科の病院で治療を受けるべき？
約3人に1人の日本人男性が悩むagaや薄毛進行ですが、近年は病院で治療を行う人も増えています。
髪の専門家が患者個人の状態に合わせて治療を行うので、高い効果を期待できます。
agaや薄毛で悩んでいる方は、ぜひ病院を受診してみましょう。
agaや薄毛の治療ができる主な病院は、皮膚科とAGA専門クリニックです。
どちらがおすすめなのか、どのような治療が受けられるのか、学んでいきましょう。
病院での薄毛治療、何科を受診する？治療内容は？
aga治療専門病院でagaを治す！受けられる治療内容は？
AGA治療専門クリニックでは、まず薄毛治療の専門家が問診・カウンセリングを行います。
同時に頭皮のチェックを行い、患者の状態を把握します。
その後、頭皮の状況、患者の予算などを考慮しつつ治療方法を選択します。
即断せず、ここで一度家に帰ってゆっくり考えることもできます。
治療方法は、クリニックにより様々な種類があります。
薬による治療では、一日一回内服する「プロペシア（フィナステリド）」というAGA治療錠剤や、頭皮の血管を拡張し栄養の行き渡りを改善する「ミノキシジル」などが処方されます。
日常的に服用し約1～2ヵ月に一度の通院の際に補充します。
薬剤の他に、頭髪に必要な栄養素のうち専門家から見て不足しているものがあれば、適切なサプリメントを処方されることもあります。
他の治療法としては、発毛薬を頭皮に注射する方法（育毛メソセラピー）や超音波などで発毛に必要な成分を頭皮に直接送り込む方法があります。
回数を重ねる毎に、効果が次第に強く現れていきます。
また、生やす他に植毛という選択肢もあります。
植毛は身体の拒絶反応が起こらないよう自毛植毛がメジャーで、後頭部の元気な髪を薄毛部分に移植する手術などがあります。
このように様々な選択肢の中から、ニーズに合った治療法を選べるのがAGA治療専門クリニックのメリットです。
<皮膚科>でagaを治す！受けられる治療内容は？
皮膚科でのaga治療は、薬の処方です。
処方される薬は、主に「プロペシア」です。
診断は簡単に短時間で終わり、AGA治療専門クリニックのようなカウンセリングはありません。
agaの検査は、皮膚科よりも専門病院がおすすめ！
AGAの検査もまた、皮膚科とAGA専門クリニックの両方で行う事ができます。
しかしどちらの方がおすすめかと言えば、断然専門クリニックです。
なぜなら、AGA専門クリニックの方が検査精度が高いためです。
遺伝子検査など特殊な機材を要する検査は、普通の皮膚科ではできない場合があります。
しかしAGA専門クリニックであれば薄毛検査に特化した設備が揃っているため、精密な検査を行えます。
専門クリニックのメリットは？何科に行くか、まだ迷いがある人へ！
これまでに紹介したように、AGA専門クリニックはAGAに特化している分詳しい検査ができ、治療法の選択肢が広いです。
特に治療法の選択肢は、発毛効果の度合いに直結します。
AGA専門クリニックでなければ受けられない積極的な発毛治療（注射など）は、皮膚科による薬だけの治療よりも高い効果を期待できるでしょう。
AGA専門クリニックのメリットはそればかりに留まりません。
まず、薄毛治療が他人にバレないように配慮している店が多いです。
完全予約制＆個室診療で他の患者との遭遇をいでいる店もあれば、待合室に仕切りを設けて姿を隠しながら診察を待つことができる店もあります。
また医師にしても、皮膚科の医者はニキビややけどなど他の疾患も手広く扱わなければなりませんが、AGA専門クリニックの専門家は常に薄毛治療に携わっている一段上のプロフェッショナルです。
AGAに関する知識や経験が豊富で、より適切なアドバイスが期待できます。
患者としても、専門家のほうが髪の悩みを打ち明けやすく親身に悩みを受け止めてもらうことで安心できるでしょう。
病院でのagaの治療費用は？何科に行くかで変わってくる？
aga専門クリニックでの治療費用は選択する治療法によって差がでます。
発毛カクテル注射など、AGA専門クリニックでしか受けられない治療を受けると高額ですが、プロペシアなど一般病院と同じ治療法のみであれば費用を抑えられます。
平均的には1ヶ月30,000円くらいです。
少なくとも半年は通うことになる患者が多いですが、半年通うと180,000円になります。
皮膚科での治療費用は、平均1ヶ月9,000円程度です。
ただし、初診時は初診費用がかかるのでもう少し高く、13,000円程度かかることが多いです。
皮膚科の治療はプロペシアの処方のみのことが多いので、プロペシア代（1ヵ月8,000円程度）が費用の大部分を占めています。
その他に、内科や整形外科でもプロペシアの処方を行っている病院があります。
皮膚科と同様に処方のみの治療で、値段も同程度です。
aga治療は保険を適用できる？それとも、全額自己負担？
皮膚科かAGA専門クリニックかに関わらず、AGAの治療に保険は適応されません。
厚生労働省の定めている保険適用対象のリストに、AGAは含まれていないためです。
AGAを放置しても健康に問題はないという点が、保険適用を妨げる理由になっています。
aga治療薬を処方されたい！他に何科で処方してもらえる？
先ほど少し触れましたが、AGA治療薬のプロペシアを処方してくれる病院は皮膚科やAGA専門クリニックのみではありません。
栃木県足利市のわたなべ整形外科や、神奈川県茅ヶ崎市のやまもと内科クリニックなど、一部の整形外科や内科でも処方を行っています。
近所の病院がプロペシアを処方してくれるかどうか分からない場合は、その病院のホームページを見てみましょう。
処方可能な病院だと「プロペシアの処方を行っています」「遠慮なく、AGAの相談にご来院ください」といった記載があることが多いです。
また、「AGA-news」というサイトでAGAに対応可能な病院を検索できるので、利用してみるのもおすすめです。
agaは何科で治療できるかについてのまとめ
AGAの治療をするなら、AGA治療専門クリニックを受診するのが断然おすすめです。
特化しているだけあって、治療法が充実しています。
プロペシアを処方してもらうだけであれば、皮膚科や一部の整形外科・内科でも可能です。
一般病院を受診すると、診察が短時間で済み、費用も比較的安くなりやすいです。
こうした特徴を頭に入れて、自分に合った病院を選びましょう。
実際に髪が復活した治療体験談は多くあります。
以前のような髪を目指して、活動をスタートしてみてください。
【おまけ】自分でできるaga対策！生活習慣を見直そう！
保険がきかず全額自己負担になるAGA治療。
できることなら、病院の手を借りずに暮らせるのが理想です。
そのために、自分でできるAGA対策を4つ紹介します。
1つめは、髪に良い食事を摂ること。
人体を作り上げるのは毎日の食事ですから、食生活によって髪や頭皮の健康状態を改善することができます。
髪に良い食材は「海藻・貝類・大豆製品・乳製品・緑黄色野菜・フルーツ」などです。
逆に髪に悪いのは、ファーストフードや過度のアルコール類などです。
意識して生活してみてください。
2つめは、頭皮マッサージ。
気持ちいいくらいの強さで頭皮をマッサージすることで頭皮の血流が促進され、栄養が行き渡りやすくなります。
ただし、力を強くしすぎたりこすりすぎたりすると頭皮と逆に頭皮を傷めてしまうので注意しましょう。
3つめは、頭皮を清潔に保つこと。
シャンプーやリンスはすすぎ残してしまいがちなので、入念に洗い流すようにしましょう。
また、洗浄力が強すぎるシャンプーを使うと頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうので、合成界面活性剤の入ったシャンプーは避けるのが無難です。
4つめは、しっかりと睡眠をとること。
髪の毛を成長させる成長ホルモンは睡眠中に分泌され、中でも22時～午前2時のゴールデンタイムに最も多くなります。
このゴールデンタイムを逃さないように睡眠をとるのが、髪の発育に効果的でしょう。
【おまけ】女性の薄毛は何科を受診すればいい？
薄化の症状に悩んでいる女性の場合、皮膚科、婦人科、美容外科、薄毛専門クリニックといった選択肢があります。
近年では女性専用の薄毛専門クリニックもあり、女性であっても薄毛治療が受けやすくなっています。
基本的に最も薄毛用の設備が充実しているのは、やはり薄毛専門クリニックです。
女性の薄毛は婦人系の病気・間違ったヘアケア・ホルモンバランスの乱れなど、原因が多く考えられるので、病院へ行ってしっかり原因特定をすることが大切と言えます。
