植毛で後悔したくない人必見！失敗例から学ぶ植毛を成功させる秘訣
私が植毛手術で失敗した大きな原因は3つあります。
- 植毛後のデザインにこだわらなかったこと
- 植毛後の生活で医師の注意事項を守らなかったこと
- 就寝時の枕に気を遣わなかったこと
では、上記3点の何が悪くて植毛を失敗したのでしょうか。
説明していきますので、参考にしてみてください。
植毛は薄毛が進行しにくい部位を利用する？
薄毛に悩んでいる人も側頭部や後頭部に髪の毛が残っていることが多いです。
自毛植毛ではこれらの残っている髪の毛をドナーとして採取し、薄毛が進行している部分に移植する方法です。
自分の毛包を使うので拒絶反応の心配がなく、定着後は自分の髪の毛として抜けたり生えたりするので面倒なメンテナンスがありません。
生え際を自然に演出できます。
自毛植毛は傷跡で後悔する？
自毛植毛は画期的な薄毛の治療法ですが、施術を受けて後悔する人もいます。
後悔の原因は、ドナーを採取する際にできた傷跡です。
ドナー採取には2種類の方法があります。
FUT法で残る傷跡
一つは毛包部分を帯状に切り取って、切り取った部分を縫合するもので、FUT法と言います。
FUT法による傷口は数ヶ月で目立たなくなりますが、周囲の髪の毛を巻き込んで縫合することで、およそ5mm～1cmの全く毛の生えない幅ができます。
この傷は医師によって大きさが異なります。
FUE法で残る傷跡
もう一つはFUE法と言って、毛包部分を細かく小さな筒状のメスでくり抜く方法です。
薄毛がかなり進行していて、大量の毛包を採取する時に作られます。
また元々髪の毛が細い人は、抜け毛が少なくてもボリュームが足りなく見えます。
これらの髪質の人が自毛植毛をすると、ドナーを採取した部分が薄くなり、移植できる毛の量も限定されるので、十分に薄毛が改善されません。
施術を行う医師が美容師ではないので、全体のバランスを見ながらヘアスタイルを決めるわけではありません。
初めからこだわりのある人は、仕上がりのイメージをデザインとともに説明する必要があります。
火傷跡を隠したい人も後悔しやすい
さらに火傷跡を隠そうとしている人も、自毛植毛で後悔しやすいです。
火傷による傷跡は皮膚が硬くなっているので、毛包を移植する時に針が刺さらない可能性があります。
また通常の移植と比較して、毛の定着率が低いです。
本来は傷跡周辺の毛の密度を、他の部分と同じようにしたいと希望しても、密度が足りないことがあります。
手術後1年で、2回目の植毛ができますが、その分の費用がかかり、必ずしも満足できる密度を得られるわけではありません。
これらの問題は、手術前のカウンセリングで医師から確認できることです。
手術を受けて後悔しないためには、カウンセリングで要望や疑問を伝えることです。
さらに通うクリニックや担当する医師も大切で、専門クリニックで実績を多く残している医師を選ぶことで、自分の頭皮の状態に合った施術が提案されます。
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