植毛のダウンタイムって何？植毛前に知りたい基礎知識

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植毛のダウンタイムって何？植毛前に知りたい基礎知識

自毛植毛とは、脱毛が進行している以外の部位から健康な髪を皮膚組織ごと採取して、それを頭皮に移植していく方法です。

一度定着してしまえば自分の髪として扱えるのと、定期的なメンテナンスがいらないのがメリットです。
もう毛を生やすことを諦めていた部分に再度生やすことができる唯一の方法でもあります。

植毛は飽くまで手術なので、ダウンタイムもあります。
ダウンタイムとは術後日常生活を普通に送れるようになるまでの期間のことですが、植毛でのダウンタイムはどのくらいかかるものなのでしょうか。

植毛する際の手術は、入院必要もなく手術を受けた当日に帰宅できることから考慮しても体にかかる負担も少なくて済むのでダウンタイムも短くて済みます。

手術当日は、麻酔の効き目が残ってボーッとした感じや頭皮の腫れた感じが残ったり、頭皮がチクチクしたりすることがありますが、2～3日ほどで落ち着くことがほとんどで、ドナー採取した部位もそのくらいで落ち着いてきます。

ただ、メスを使用して切開するFUT法か、メスを使用しないFUE法の手術を受けたかによっても回復具合は異なってきますが、いずれにしてもダウンタイムは短い期間で終了します。

スポーツなどの激しい運動をする場合は術後から4日以降が望ましいでしょう。

日常生活を送るのにあまり支障はありませんが、アルコールやタバコの喫煙など、頭皮の傷に影響することはしばらく避けるのが良いでしょう。

それ以外に、ドナー採取した部位や植毛を行った部位の傷跡の回復に関しては個人差があります。
体質によって頭皮が腫れた感じが続いたり、頭皮が突っ張った感じがしたり、かさぶたが気になるなどの症状が出ることもありますが普通に生活を送る分には問題ないと考えて良いでしょう。

自毛での移植の場合、人工毛に比べて効果が出るまで半年～9ヶ月ほどかかることがあり、人によってはショックロス現象と言って一時的に脱毛が起こることもありますが、もともとは自分の細胞である頭皮の皮膚組織を移植したので拒否反応が少なく定着率が高いことが自毛での移植の良いところです。

しかし、術後しばらく経っても頭皮の腫れた感じが消えなかったり、頭皮のツッパリ感が2～3日たっても収まらないという場合には早めに手術を受けたクリニックで診てもらうようにしましょう。

費用は高額になりますが、脱毛症の改善するには非常に効果の高い方法でもあるので、どんな方法も試してもあまり効果が期待できなかったという人は一度手術を考えてみてはいかがでしょうか。