植毛と白髪│自毛が白髪。植毛を受けたらどうなるの??

植毛は頭皮に人毛、もしくは人工毛を植え付ける方法で、それを行う事によって薄毛を改善する事ができます。
以前は人工毛を利用する事の方が多かったのですが、人によってはどうしても拒絶反応が起きてしまう事もあり、現在では世界各国は勿論、日本国内でも自毛を利用する方が増えてきています。

ただ、植毛自体は確かに薄毛を改善する事ができるという事は分かっていたとしても、問題は白髪の存在だという人もいるでしょう。
髪の毛が黒々としているのであれば、黒い色の毛を植え付ければ問題はありません。
もちろん白髪ばかりの場合も、白い色の毛を植え付ければ、周りとなじんでくれるのでとてもナチュラルな仕上がりとなります。
では、まだ白髪がそれ程多くない場合や、最近増えてきている場合はどうでしょうか。
黒い毛を植えてしまうと、結果的にその部分だけ色が変わることがなくて周りから浮いてしまうのではないかと心配する人もいるはずです。

ただ、人工毛の場合は別ですが、自毛の場合は黒い髪の毛を植えたとしても周りの様子に合わせて次第に白くなって行きます。
だから植毛した部分だけがいつまでも黒く残ってしまって目立つという心配はありません。
徐々に周りの様子に合わせて白くなって行き、最終的には全く目立たなくなります。
ちなみに、全体的に白髪となっている人の場合は、最初から白い毛を植毛すればそれが抜けて新しい毛が生え変わってきた時も同様に白い毛が生えてきてくれます。
だから黒くなってしまうのではないかと心配する必要は全くありません。

ただこうして色が変わるのは自毛を植えた時であり、人工毛を植えた場合ではありません。
人工毛の場合は自然に色が変わって行くという事はなく、またヘアカラーなどを使ったとしても色がきれいに染まるという訳ではないので注意しましょう。
既に周りに白髪が多くなっているという人は、最初から白い人工毛を植えれば何ら問題はありません。
また、人工毛を利用する場合は大体その寿命が1年から2年程度となっています。
だからその時の頭髪の状態に合わせて植える毛の色を調整すると、その部分だけが色が違っていて浮いた感じになってしまうという事にもなりにくくなります。
ただこうして何色を植えるのか、どういう感じにするのかというのはその施術をしてくれる人の知識・技術・経験によって大きく左右されてしまう場合もあるので、その点に気を付けてどこの施設で施術をしてもらうかを慎重に選ぶ事が重要です。

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