アルタス植毛|従来の植毛との違いまとめ

植毛施術の方法の1つに、広く知られたものとしてFUE法があります。植毛では、他に、外科的な手術を要するFUT法がありますが、FUE法は切らない施術法として知られており、それは、細い空洞のキリのようなパンチで、1つずつ毛包単位をくり抜き、それをドナー株として埋め込んでいくことによって施術が行われます。ここでは専門の医師が1本1本行っていく内容となり、そのために術後の仕上がりや髪の定着率においても、医師それぞれのレベルが大きく影響をすることになります。
アルタス植毛は、FUE法の1つとなり、ここでの内容は最新式の医療用ロボットを使用した施術となります。施術にはアルタスと呼ばれる医療用ロボットが使用され、この機器は、元々は内視鏡下手術用として用いられていたものが基本となり開発が行われています。アルタスには、髪の角度や向き、密度、本数に関して正確に把握することができることや、画像を専門医師がモニタリングチェックを行いながらコントロールすることができるなどの機能が付いており、高い性能を持つ医療用ロボットとなっています。
アルタス植毛の特徴としては、まず、、ドナー採取部の傷跡がほとんど残らないことをあげることができます。従来では、採取後にどうしても白い小さな点が残ることになりましたが、ここでは高度なデジタル画像処理によって頭皮場の毛束の位置が瞬時に特定できるようになっており、また、アウターニードルとインナーニードルによる2段階による採取が行われるために毛根を傷つけることなくドナー採取を行うことができます。次に、迅速性と高い正確さがあります。従来のFUE法では人の手によって全てを行っており、そのために作業には限界もあり、結果として、質の高いドナーが採取できなかったり、毛根に傷をつけてしまうことにもつながっていました。しかし、ここでは最新のテクノロジーを使用することによりこれまでの数倍の速さで、正確にドナー採取が行えるようになっています。その数はこれまでは1時間あたり60~200本となっていたものが、500本以上となっており、採取をする医師においても少ない疲労で行うことができます。
アルタス植毛では植込みをする場合のスリットに関しても0.1mm刻みで作成され、ここではマイクロスリットメスが使用され施術が行われていきます。そのために傷跡も非常に小さなもので済むことになり、精神的にもストレスを感じることなく生活をすることができるようになります。

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