植毛は伸びる?│伸びる植毛と伸びない植毛があります

植毛をすることによって髪の毛が伸びるのは当たり前のことです。移植した髪の毛が頭皮に定着すればその髪の毛が新しい髪の毛として伸びることになりますので、手術をすれば植毛をその後に定期的に行う必要性もありません。ただし、手術をした後に何もしなくても良いというわけではありません。実際には、メンテナンスのために通院が必要になります。
通院が必要になる大きな理由の一つに、抜糸があります。植毛を行うときには、メスで頭皮に残っている髪の毛を移植しなくてはいけませんので、頭皮を薄く切り取ってぬい合わせるという手術を行うことがあります。この手術を行うと当然糸が必要になりますので、手術後は抜糸をしなくてはいけません。このようなメンテナンスすら面倒だと感じるのならば、初めから抜糸をしなくても良い手術をクリニックに依頼する必要があります。糸の中には吸収性の糸を利用して抜歯の必要性すらないものもありますので、後のことも考えて手術の相談をしなくてはいけません。
また、こうした方法でメスを使わずに手術をする必要性すらないものもあります。同じ自毛植毛であっても種類は多くあって、ドナーごと頭皮を切り取って薄毛の部分に移すという施術方法があるからです。この方法を利用すれば傷を小さくすることができるので、ぬい合わせて頭皮に新しい髪の毛を定着させる必要がないのです。
基本的に、通院する理由と言うのはこのように手術後の頭皮のメンテナンスの目的であるので、手術の内容によってはそれを含めて行っているところもありますのできちんと説明を聞いてどのように行動すれば良いのかを把握しておくことが大事です。
髪の毛が伸びるくらいまで成長すると、ドナーが少なかった人は新しい手術を開始することが出来るようになります。二回目の手術に関しては、髪の毛の量によっては希望通りの手術を行うことができる場合とできない場合があるのでその点に関しては理解しておくことです。頭皮のダメージを考慮するとだいたい三ヶ月程度で二回目の手術に移ることが出来ますが、髪の毛が産毛に替わるタイミングがちょうど一ヶ月から二ヶ月程度なので、その時期を選んで手術をする事が多いです。
髪の毛がある程度伸びてくると植毛によってどれだけの効果が出ているのかを実感することが出来ます。まだ生え揃っていない段階で次の手術をするとせっかく行った手術が台無しになってしまうので、ある程度の時間をかけてゆっくりと行うことが大切です。

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